荒れた胃腸を改善する食べ物:蓮根の栄養素と胃をいたわるレシピ

夏は暑くて食がすすまず、ついつい冷たい食べ物や飲み物をとりすぎてしまったりなど、食生活が荒れてしまいがち。

夏に冷たいものを取り過ぎると、胃腸が冷やされ、秋になる頃にはその働きが悪くなってしまいます。

弱った胃腸を回復させる野菜の代表格・レンコンを食べて、本格的に寒くなる冬を迎える前に、胃腸の機能を回復させておきましょう!

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参考:2017年9月12日放送「林修の今でしょ!講座」
解説:東京大学医学部付属病院小児科医 赤坂ファミリークリニック 伊藤明子 院長

レンコンには胃腸の機能をを回復させるムチンとビタミンCが豊富

収穫期が9月から10月にピークを迎えるレンコンは、まさに秋が旬の野菜です。

レンコンには、胃腸を回復させるために大切な栄養素・ムチンビタミンCがたっぷり含まれています。

ムチンの胃腸機能改善効果

ムチンとは、レンコン・山芋・オクラなどに含まれる食物繊維で、これらの野菜のネバネバのもとになっている成分です。

レンコンはかたいので、ネバネバ成分のイメージは薄いかもしれませんが、すりおろしたり煮込んだりすると、少しネバッとした感じになりますね。

あのネバネバがムチンなのですが、実はムチンは、私たちの体からも分泌されている成分なのです。

皮膚や粘膜の細胞である上皮細胞から分泌され、鼻やのどの粘膜となってバイ菌や病原体から体を守り、さらに、胃の粘膜を保護して胃酸から胃を守るなどの役割を果たしています。

レンコンのビタミンCはレモンの2.5倍!

レンコンとビタミンCは、なんとなく結びつかないような気がしますが、実はレンコンに含まれるビタミンCの量はレモンの約2.5倍にもなります。

◆レンコン(生)100g中のビタミンC含有量 約48㎎
◆レモン(果汁)1個分のビタミンC含有量 約20㎎

ビタミンCが胃腸に良いというイメージも、やっぱり薄い気がしますが、ビタミンCは抗酸化力が高く、活性酸素を取り除いて細胞を元気にする作用があります。

弱った胃腸の回復を助ける作用があるので、疲れた秋の体には特に、ビタミンCはとても大切な栄養素なのです。

すりおろしたりこまかくきざんだ方が栄養がとれる

レンコンのレシピは色々ありますが、よりこまかくきざんだ方が、ムチンの吸収率が上がります。

輪切りや乱切りよりこま切れに、さらに細切れよりもすりおろして使うと、よりムチンを摂取しやすくなりますので、レシピに迷った時はこのことを覚えておきましょう。

もちろん、かたまりで食べても栄養は摂れますが、いずれもよく噛んで食べるのがおすすめです。

 
レンコン農家では、お味噌汁にレンコンのすりおろしを入れて食べるのが定番だそうです。

レンコンの「コン」から、「コンコン汁」と呼ばれています。

お味噌汁に入れるだけなのでお手軽にできる上、体が温まり、ネバネバ成分のムチンがのどの粘膜を保護するので、風邪予防効果なども期待できます。

レンコンの皮はむかない方が良い

レンコンの皮には、抗酸化作用のあるタンニンが豊富に含まれています。

また、免疫力を高めるリポポリサッカライドも、皮の周辺に多くついていますので、皮をむいてしまうのはもったいないですね。

サッと洗って泥などの汚れを落としたら、皮付きのままで調理しましょう。

もちろん、すりおろす時も皮付きのままで。

荒切りにしてフードプロセッサーなどにかけても、ムチンの栄養をたくさん摂ることができますので、ハンバーグに入れるなどして、レンコンのこま切れメニューを増やしていきましょう。

レンコンの穴は小さい方が良い?

レンコンと言えば、いくつも空いた穴が特徴的な野菜ですが、あれは何のための穴なのでしょうか…?

レンコンの穴は「通気組織」と言い、空気を茎や根に送るパイプの役割を果たしています。

 
でも、穴の大きさはレンコンによって違いますよね。

レンコンの穴が大きいと、穴を通る空気の量が多くなります。

空気に触れる部分が多いと酸化して栄養素が減ってしまうため、レンコンの穴は小さい方が栄養価が高いとされています。

レンコンを選ぶときは、穴が小さく実が多いものを選びましょう。

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レンコン三段活用バーグ レシピ

調理時間わずか8分!
料理研究家・平野レミさんのおすすめ料理!

夏に弱った胃腸の調子を回復させる、レンコン三段活用バーグの作り方です。

◆ポイント
・すりおろすことでムチンの吸収率がアップしています。
・油でいためることで、ビタミンCの流出を阻止しています。

材料(レンコンバーグ6個分目安)

レンコン 150g

【肉ダネ】
干しシイタケ(スライスして干してあるもの)1枚分(約2g)
鶏ひき肉 100g
大葉 1枚
しょうが汁 小さじ1
ゴマ油 小さじ1
酒 小さじ1
塩 少々

片栗粉 適量

作り方

分量の3分の1(約50g)のレンコンを薄切りにスライスします。
(6枚前後が目安です。)

3分の1量(約50g)のレンコンを粗みじん切りにします。

残ったレンコンをすりおろします。

 
フライパンを火にかけて油を熱し、レンコンの粗みじんを入れて炒め、しんなりしたらお皿に移して粗熱を取っておきます。

ハンバーグのタネを作る

干しシイタケをビニール袋に入れ、麺棒などでたたいて細かくします。

シイタケを細かく砕いたビニール袋の中に、すりおろしたレンコン、粗熱を取ったレンコンのみじん切り、その他の肉ダネの材料(大葉のみじん切り、ひき肉、しょうが汁、ゴマ油、酒、塩)を入れ、袋ごともんで混ぜ合わせます。

肉ダネを焼きながらレンコンではさむ

スライスしたレンコンに片栗粉をまぶします。

 

片栗粉をまぶしておくことで、タネとくっつきやすく、レンコンが焦げにくくなります。

 
フライパンを火にかけて油をひき、肉ダネを5~7等分くらい(スライスしたレンコンと同じ数)にしてフライパンに入れます。

 

肉ダネの入ったビニール袋の端を2~3センチ切って絞ると、肉ダネが出しやすいです。

 
肉ダネの上に、スライスしたレンコンを、ギュッと押し付けるようにしながらのせます。

フタをして、約2分焼きます。

 
出来上がり。


 
以上です。

シャリシャリとしたレンコン特有の歯ごたえがあって、胃腸の機能回復効果のあるレンコンバーグを、ぜひお試しください!

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